奥山に
紅葉ふみわけ
なく鹿の
声ぞ聞くときぞ
秋はかなしき
(在原業平)
めぐりあひて
みしやそれとも
わかぬまに
雲隠れにし
夜半(よわ)の月かも
(紫式部)
百人一首を一首一首噛み締めながら読んでみる。
千年くらい前の人たちの刹那的に抱いた気持ち。感動。哀しみ。美学。ノスタルジー。
すーっごく昔の人たちの感情なのに、結構共感できるのが面白い。時代は違えども同じ地、変化すれども途切れぬことなく続く同じ基盤の中に生きる日本人だから?それとも外国の人も出来るのかな。
しかし57577のテンポは心地好い。字余り字足らずだととテンポは無意識にでも染み込んでるテンポなんだなぁと。
あ、外国には外国それぞれのテンポがあるらしいよ。マザーグースとか。テンポは良いなと思うけど、創ることは困難。つまり、そーゆーことなのかな。
って卒業論文のメインはジョルジュ・バタイユの瞬間論です(笑)。えーと、うん。さ、サボってなんかいないからねっ!
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